ドローンからコネクテッド・カーまで-セーフティ・クリティカルな組込みソフトウェア向けのコード生成

※この記事は、ビンセント・ロシニョール氏が2016年5月19日に投稿したものを日本語に翻訳したものです。

dlr-image007もののインターネット(IoT)の開発は、それが自動運転車両やカー・インフォテイメント・システムのようなビークル・ユーザ・インタフェースまたはコネクテッドファクトリーであるかどうかに関係なく、製品を複雑なタスクにします。

IoT対応製品の場合、コード行は一般的な組込みソフトウェア・コードのように数100万行とまでは行きませんが、それでも数百行に上ります。そしてそれらをコントロールする製品、システムやソフトウェアの多くは、ミッションクリティカル又はセーフティクリティカルな属性を持っています。従って、開発者はこれらのデバイスを制御するソフトウェア・コードが100%正確かつ意図された仕方で応答することを確実にする必要があります。

多分このブログをご覧になっている方は、IoT対応デバイスにおけるセーフティ・クリティカルシステムの数は、それらを制御するシステムとソフトウェア間でのより高いレベルの統合および交互作用によって増えていることを認める研究をご存じのことと思います。安全関連ソフトウェアの複雑さ、機能の増加、規模と結びついたこれらの傾向は、多くの製品開発者が従来の手作業によるソフトウェア開発手法を用いて切り抜けることがほぼ不可能であると気づくほどの驚異的なレベルの複雑度となっています。

これまで私が話をしてきたセーフティ・クリティカル・ソフトウェア開発者の多くは、組込みソフトウェアとシステムのグラフィカルなモデルが開発プロセスの基礎となるモデルベースの設計プロセスにシフトすることにより、これらの困難に取り組んでいます。最近、私はこの話題でオンラインセミナー(Webinar:英語)を開催しました。

モデルベースのプロセスでは、エンジニアはPC上でモデルのふるまいをシミュレーションでき、すぐに結果を見ることができます。そしてそれによってシステム設計プロセスの初期に重要な洞察を得て、モデルの性能を迅速に改善することができます。また、エンジニアはモデルの予測されたふるまいとお客様の特定の要件とを関連づけることができます。

そしてモデルは組込みコードを自動生成するために使うことができ、手作業によるコーディングの必要性を削減します。安全関連規格への準拠は、セーフティ・クリティカルアプリケーションの開発者が安全関連系を設計する首尾一貫した、監査可能な方法を使用したことの証明を可能にします。別の産業区分(例:自動車向けのISO 26262と航空向けのDO-178C)に適用される多くの規格があります。

ANSYS SCADE製品によって、自動運転車両を含む今日最も複雑な製品の多くを制御するセーフティ・クリティカルなソフトウェア用組込みソフトウェアの開発に必要な機能の全てにアクセスすることができます。SCADEの自動コードジェネレータは、広範囲にわたる業界標準に対応するコードの自動生成方法を提供し、行き当たりばったりの手法を排除します。SCADEの自動コードジェネレータにより、組込みソフトウェアの開発時間とコストを大幅に下げることができます。コードジェネレータは、多くのセーフティ・クリティカル・システムの開発においてその使用を通じて証明された安全関連系の開発のために、完全なエンドツーエンドのモデル・ベース・システム・エンジニアリング(MBSE)ソリューションの一部として提供されます。

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それでは、どのようにピアジオ・エアロスペースが7ヵ月だけで有人機を無人機に変えるためにANSYS SCADEを使用したかを見てみましょう!

ANSYS SCADEとその自動コードジェネレータがどのように開発時間の短縮やコスト削減に貢献できるかについて更に知りたい場合は、「ドローンからコネクテッド・カーまで:IoT装置向けの安全で安全な組込ソフトウェア開発」のWebinar(英語)をご覧下さい。

自動車業界向けセミナー ~システム開発の信頼性と安全性の問題を解決するために』を開催します。9月28日(水) 東京 | 10月14日(金)名古屋

本セミナーでは、セーフティ・クリティカルな組込み制御システムの開発および検証からISO26262 の認証取得までを⽀援するモデルベースのソリューションANSYS SCADE を、SCADE だけが持つ機能性やISO26262 の認証に関してSCADE を使うメリット、システムの前倒し検証手法、開発期間の短縮やリスク削減に効果をもたらすラピッド・プロトタイピングのアプローチやSCADE を用いたHILS 環境について、アンシス・ジャパンおよびパートナー企業様より紹介いたします。

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