電気自動車の充電でリードする

携帯電話やハイブリッド電気自動車、埋め込み型の医療デバイス、ドローン、産業設備など、バッテリーで稼働する製品ごとにバッテリーの寿命を気遣うエンドユーザーがいます。携帯電話が動かなくなる前に電子メールをチェックしようとコンセントを探す、ドローンが空から落ちる前に何マイル飛ばせるかを考える、そして体内に挿入された除細動器のバッテリーを取り変えるために必要な外科的手術を延期することを検討する等、バッテリーの寿命は私たち全てに影響を及ぼしています。

NEVS electric vehicle

電気自動車のエンジニアは、自動車が一回の充電で進める距離を最大にすることに多くの時間と労力を捧げており、絶えずバッテリーの状態をモニタして、その運用を監督するセンサと制御ソフトウェアでスマートなバッテリーマネージメントシステム(BMS)を開発しました。BMSは、バッテリーの充電状態(SOC)と温度を監視して、過充電、過放電、短絡、過熱、地絡と他の問題から保護するために高度なアルゴリズムを使っています。

近年BMS開発においてモデルが日常的に使われる一方で、自動車業界で標準的に使われているモデリングソフトウェアは、テストフェーズにおいてしばしば手作業で組込みコードを扱うことを必要としました。コードの手作業によるテストの必要性を避けるために、NEVS社のエンジニアはISO26262において最高位の安全性要件であるASIL Dまで認証された、コードの完全な自動生成と組込みコードのテストが行えるANSYS SCADE Suite を選択しました。NEVS社のエンジニアは、SCADEを使うことによってBMS開発プロセスが大いに加速され、生産性が約30パーセント向上したとレポートしています。

バッテリー管理システムの機能概要 資料提供:フラウンホーファー研究機構 統合システムデバイス研究所(IISB)

NEVS社の電気自動車エンジニアが、どのようにこれらの劇的な改善を達成することができたかについて更に詳細を知りたい方は、ANSYS Advantage の最新号をご覧下さい。
(日本語版のANSYS Advantageは、10月中に発刊される予定です)

サンディープ・ソバーニ氏によって2017年9月26日に投稿されました記事 を翻訳したものです。

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